始めに:
これは私がフリーランスで日本の就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)を取得した経緯の記録です。
あくまで一個人の体験談ですので、申請をご検討されている方は行政書士などの専門家のご意見を参考にご判断ください。
外国人が日本で生活していくうえで必要不可欠なビザ。
私は当初留学ビザで来日していましたが、大学院卒業後のビザ切替えにはかなり苦労しました。
卒業→就職→就労ビザ
という流れが留学生にとって最も一般的だと思いますが、
私の場合、卒業間近というタイミングでコロナにより就職のお話がなくなり、
そのまま就労ビザへ切り替えるのが難しい状況になってしまいました
(医療コーディネート会社だったので、渡航制限の影響を直で受けてしまったのです…)
もちろんすぐに新しい就職先を探して就職するという選択肢もあったのですが、
大学院に通いながら通訳や翻訳のお仕事をしていた私は、
「個人的に1社に務めるよりも色んなお仕事が経験できるフリーランスの方がやりがいを感じる」
「在宅でお仕事できるし、時間も比較的自由に決められる」
「今お仕事させていただいている取引先との関係を断ちたくない」
などといった理由により、このままフリーランスで就労ビザが取れないかと思い立ち、
ネットで情報を集めたり、いくつかの行政書士事務所に直接問い合わせたりしました。
そこで出た結論は…「正直分からん」でした
ネットで調べると「フリーランスでも就労ビザを取得できる可能性はある」と書かれている記事はちらほら見かけるのですが、
実際に行政書士事務所に連絡すると、返答は十人十色で…
「問題ない、大丈夫」が2カ所
「当事務所では前例がないのでなんとも言えないが、試してみることは可能」が4カ所
「無理、諦めて就職した方がいい」が2カ所
という、なんとも判断しづらい結果になりました。
ちなみに、相談時の私の経歴はこんな感じです。
職業:フリーランス中日通訳、翻訳者(医療とゲームメイン)
業務委託元:8社
実務経験:4年(在学中も含む)
学歴:医学博士
語学成績:日本語能力試験 N1満点
年収:前年の確定申告額は20代前半の平均年収並み
個人事業主開業届提出済み
ビザの状況:留学ビザから6か月の特定活動へ切り替え後、更に1回更新済み
申請予定のビザ:技術・人文知識・国際業務
フリーランスという収入が不安定なお仕事で申請すること自体ハードル上がりまくりな上、
医学専攻なのに通訳や翻訳の職種で申請できるのか、特定活動の資格で個人事業主開業してもよかったのか等々…
不安要素が尽きない中、それでも可能性が0じゃないならやってみる価値はあると思い、
本格的にフリーランスで就労ビザを取得するため準備を開始しました
次回:
フリーランスで日本の就労ビザを取得した経験談②~行政書士費用と申請材料~
これは私がフリーランスで日本の就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)を取得した経緯の記録です。
あくまで一個人の体験談ですので、申請をご検討されている方は行政書士などの専門家のご意見を参考にご判断ください。
外国人が日本で生活していくうえで必要不可欠なビザ。
私は当初留学ビザで来日していましたが、大学院卒業後のビザ切替えにはかなり苦労しました。
卒業→就職→就労ビザ
という流れが留学生にとって最も一般的だと思いますが、
私の場合、卒業間近というタイミングでコロナにより就職のお話がなくなり、
そのまま就労ビザへ切り替えるのが難しい状況になってしまいました

(医療コーディネート会社だったので、渡航制限の影響を直で受けてしまったのです…)
もちろんすぐに新しい就職先を探して就職するという選択肢もあったのですが、
大学院に通いながら通訳や翻訳のお仕事をしていた私は、
「個人的に1社に務めるよりも色んなお仕事が経験できるフリーランスの方がやりがいを感じる」
「在宅でお仕事できるし、時間も比較的自由に決められる」
「今お仕事させていただいている取引先との関係を断ちたくない」
などといった理由により、このままフリーランスで就労ビザが取れないかと思い立ち、
ネットで情報を集めたり、いくつかの行政書士事務所に直接問い合わせたりしました。
そこで出た結論は…「正直分からん」でした

ネットで調べると「フリーランスでも就労ビザを取得できる可能性はある」と書かれている記事はちらほら見かけるのですが、
実際に行政書士事務所に連絡すると、返答は十人十色で…
「問題ない、大丈夫」が2カ所
「当事務所では前例がないのでなんとも言えないが、試してみることは可能」が4カ所
「無理、諦めて就職した方がいい」が2カ所
という、なんとも判断しづらい結果になりました。
ちなみに、相談時の私の経歴はこんな感じです。
職業:フリーランス中日通訳、翻訳者(医療とゲームメイン)
業務委託元:8社
実務経験:4年(在学中も含む)
学歴:医学博士
語学成績:日本語能力試験 N1満点
年収:前年の確定申告額は20代前半の平均年収並み
個人事業主開業届提出済み
ビザの状況:留学ビザから6か月の特定活動へ切り替え後、更に1回更新済み
申請予定のビザ:技術・人文知識・国際業務
フリーランスという収入が不安定なお仕事で申請すること自体ハードル上がりまくりな上、
医学専攻なのに通訳や翻訳の職種で申請できるのか、特定活動の資格で個人事業主開業してもよかったのか等々…
不安要素が尽きない中、それでも可能性が0じゃないならやってみる価値はあると思い、
本格的にフリーランスで就労ビザを取得するため準備を開始しました

次回:
フリーランスで日本の就労ビザを取得した経験談②~行政書士費用と申請材料~
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